Progress

私達は「立体」の中で生活しています。そこで自分の耳で聴く音も当然立体です。その音は極めて馴染みある自然なものである事は言うまでもありません。ですから良く出来た再現性の高い立体音響は自然で普通で馴染みある音です。

人工的に作られた立体音響は立体感を強調して「らしさ」を強くしています。それが立体音響のイメージとして根付いてしまうと、自然で違和感のない音響への印象があまりにも自然過ぎて「らしくない」という事になってしまう事があるかもしれません。ですが、私達は自然で違和感のない音コンテンツへの追求は重要であると考え、疲れない空気のような立体音響空間の創造を目指します。

先ずはマイクから。
天然の音源素材を使った立体音響を私達が没入感高く楽しむためには音の収録から再生に至る全体の構成について意識する必要があります。「忠実に収録されたものを忠実に再生する」それが理想ですが、その理想を実現するためには様々な課題を乗り越えて行く必要があります。私達はそれに挑戦し、先ずは16chのAmbisonicsマイクからプロジェクトを始動しました。

こんな形の球体マイクロホンが私達が生み出した最初の機材です。
このマイクロホンを使って様々な自然音の収録を現在行いつつ、皆様がより自然で細密な立体音響を楽しんで頂けるよう準備を進めているところです。勿論、そのためにもこのAMANE自体の商品化が最初に目指すとところです。

このマイクそのもに関する詳細は本サイトのAMANEのページでご紹介しています。更にそのページからより細かい内容へのリンクも準備していますので併せて後確認ください。

マイクの次は?
このマイクがパーフェクトではないかもしれませんし、様々な用途への対応も必要でしょう。最終的な理想は「音の入口から出口までの一気通貫」ですが、今はあれこれ注意を分散させる事無くマイクに全集中です。
その全集中の中で出て来たアイデアは、この初期装置を土台に発展して行く予定です。そこで気付く事は「再生環境を意識したマイク」でもあり、その再生環境の革新も含む事になると思います。

202509