AMANE

AMANE(アマネ)は16chの球体型Ambisonicsマイクロフォンです。
この16chマイクロフォンを通してリアルな立体空間音響を切り取り、再現環境に渡します。
将来的にはAMANEに最適化した再生環境の整備も必要ですが、先ずはAMANEの充実と普及を目指して参ります。

これがAMANEのロゴです。このロゴに皆様が馴染んで頂く事を願っています。

動的な立体音響を実現する技術のひとつがAmbisonics(アンビソニックス)と呼ばれるものです。
Ambisonicsを実現するには少なくとも4個以上のマイクロフォンを使って空間の全方位(360度)をなるべく均等に収録する必要があります。
Ambisonicsの解像度(細密具合)は「次数」と呼ばれる数字で表す事が出来ます。この次数は使用するマイクロフォンの数に比例して数値が上がって行きます(1次、2次、3次・というような具合です)。
1次のAmbisonicsを実現するには少なくとも4本のマイクロフォンが必要で、2次の場合は9本、3次では16本ものマイクで空間を切り取る必要があります。空間を細密に切り取るには数多くのマイクロフォンが必要となる事は想像し易いと思いますが、マイクロフォンの数が増えればそれだけ運用が大変になる事も想像に難くないと思います。そこでAMANEでは16個のマイクロフォンをひとつの筐体に効率的に配置し、16chの装置としてPCなどに認識させる事で高い解像度を1台の装置で実現する事が可能になっています。このような高次のAmbisonicsマイクロフォンは業界的に稀少であると言えます。

少しだけややこしい話をさせて下さい。
残念な事に「稀」である事はAmbisonicsの正しい評価や期待に良くないと考えます。直感的に感じて頂くとわかると思いますが「4chでは360度の全空間を4分割しか出来ない」という事です。
4chで表現出来るAmbisonicsを1次Ambisonicsと呼びます。或いはFOAとも呼びます。現状手軽に入手可能なAmbisonicsマイクロフォンはこの4ch型です。ですが、音響の専門家は4chでは不十分で逆に立体音響の評価を下げてしまう懸念があるため、出来れば少なくとも9ch或いは16chくらいは欲しいというのが本音のようです。
そこで私達はFOAではなくHOA(高次Ambisonics)に対応可能なマイクロフォンシステムの市場供給を目指す事にしました。

解像度の高いAmbisonicsマイクロフォンは2chのBinaural用マイクロフォン(イヤホン型やダミーヘッド型)では表現不可能な「動的」な立体音響生成を可能とする高次の全方位音響情報の収録用に開発された唯一のワンポイント型マイクロフォンです。

AMANEが実現する事は次の点です。
・3次Ambisonicsに対応可能である事
・All in Oneである事(16chマイクとしてDAWなどの録音システムが認識する事)
・運用がシンプルである事(USBバスパワーで動作、PCとはUSBケーブル1本で接続できる事)

こうして生まれたAMANEを是非ご体験下さい。

AMANEの詳細は技術寄りの内容ですが、こちらでご案内しています。

202509